再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

「デイトレード」高い商材を買わなくてもOK 大体この本に書いてあります。

【この本を読むべき人】

 

・初心者

・マインド管理に自信が持てない人

・迷っている人

 

デイトレード」はどんな本?

トレーダーにとって手法やインジケーターの知識よりも

大切なことは「マインド」をいかに管理できるかです。

「マインド」=「心」、もしくは感情。

これらはトレードで継続的に利益を出したいと

思っている人にとっては頭が痛い問題です。

 

デイトレード」は主に投資家心理のついて書いて

あります。手法なんかには一切触れていません。

 

僕は投資家心理をベースにチャートを見るようにしています。

 

そのきっかけになったのはこの本です。

 

この本を読むと・・

 

・投資家心理を知ることができ、トレードに

 活かせる。

・メンタル管理の重要性がわかり、心に刻める。

 結果、ルールが守れるようになる。

・負けたとき、上手くいかないとき、何かしらの

 ヒントが書いてある。

 聖書のような、辞書のような役割をする。

 

 それでは「デイトレード」を紹介していきます。

 

 

デイトレード

デイトレード

 

 

 

 

デイトレード」の目次

 

デイトレード」の目次です。

 

第1章  トレーディングの勝者への誘い

【熟練したトレーダーの世界を理解する】

 これからトレードする覚悟があるのか?

高い授業料を払う覚悟があるのか?を問うています。

 

第2章  優れたトレーダーへの精神修行

    【トレーダー行動を修正する鍵】

 この章に僕の一番参考になった「バンドワゴン効果

の項目があります。これは後ほど詳しく紹介。

その他にはトレードするときに持つべきマインドに

ついて書かれています。最重要章です。

第3章  「逆境」と「損失」

     【トレーディングで成功するための必要条件】

 

 主に損失のとらえかたにフォーカスして解説してあります。

 

第4章  真の勝者を目指すトレーニン

     【失ったマネーと時間を取り戻すために】

 トレードを学習するためにどのような人に教えを請うべき

なのかが語られています。

 第5章 トレーディングにおける7つの大罪

    【いかに戦い、打ち勝つか】

 

この章もよく読みます。

負けが続いた時、大負けした時、この7つの 大罪の

どれがに、または複合的に当てはまっています。

ぜひ、熟読してほしい章です。

 

第6章  熟練トレーダーへの道

     【成功をつかむための12の法則】

トレードするうえでの具体的な注意点が12個並んでいます。

基本的に株の本なのでFXに取り入れられるところだけ

読んでもいいと思います。

 

第7章 究極のトレーダーの秘密

   【すべてのトレーダーが知るべき15の掟】 

これは、まさにトレード中などに気を付けるべきことが

書かれています。この本は後半になると、ウォール街や株取引に

ことに言及されているので、その辺は興味があれば読む感じ

になります。

 

第8章  10の教訓

    【究極のトレーダーになるために】

 

トレードする上で、覚えておく教訓が書かれています。

 

第9章  究極のトレーダーからの最後の言葉

 

トレードだけでなく、人生の充実につながる教訓が

述べられています。

 

バンドワゴン効果について

どうですか?

目次をみただけでも読みたくなると思います。

ただし、この本は手法についてはほとんど書かれて

いません。真似すればOKっといった本ではないのです。

楽には稼げないと著者は言っています。

おそらく片手間で稼ごうという人達向けではなく、

真剣に相場からお金を稼ごうと思っている人に贈った本

であると思います。

 

ところどころに名言があるのですが、

特に、僕が大変参考になった

バンドワゴン効果

について詳しく解説してみます。

 

バンドワゴン

これがバンドワゴンです。

日本のちんドン屋のイメージでしたが、思ったより大きい車ですね。

 

バンドワゴン効果ーマーケットの仕組みを垣間見る

トレンド初期

耳に心地よい音楽がバンドワゴンのスピーカーからながれてきては

いるが、バンドワゴンの後ろについて思う存分たのしんで盛り上がって

いるのはごく少数の人々である。

 ここで機関投資家などが仕込みにはいっています。

徐々に相場が上昇しているのですが、一部の人達を除いて、

まだ、マーケットには参加していない状態です、

 

トレンド中期

 音楽は大きな音で鮮明に鳴り響き、沿道にいる傍観者たちを

次第に引き付けていく。こうした傍観者たちは甘い音楽に

抗することができず、盛り上がっているように見えるパーティー

飛び込んでいく。

 

傍観者たちが次々とバンドワゴンの後ろに参加していくなかで、

当初パーティーの始まりを楽しんでいた人々は離れてく・・・

 相場は一気に上昇していきます。

エリオット波動でいうと”第3波”にあたるのでしょうか。

一番の上昇が見込めるところです。

ここで初期から仕込んでいた機関投資家などは利食いして

いくのですね。

 

僕たち弱小個人投資家はトレンド初期の終盤からこの

トレンド中期を狙うのが一番勝率が上がるでしょう。

 

 トレンド末期

 ここからの記述は長いので少しはしょります。

 

・後ろからパーティーに参加してくる人々が増えるに従って、

バンドワゴンは同じペースで進むのが困難になってくる。

 

・バンドワゴンの進行速度は徐々に遅くなり、やがて完全に

停止する。

 

・スピードが遅くなったバンドワゴンに大勢の群衆が群がる。

なぜならこの時点でパーティーに参加するのが容易だからである。

もはやバンドワゴンに飛び乗る必要もなく、何の苦労も要しない。

 

・バンドは前に進もうとするが、進むことができない。

バンドワゴンの後ろに群がる群衆の数があまりにも多すぎる。

バンドワゴンは前に進むため、バックし数人をなぎ倒す。

 

・再びバンドワゴンは先程より乱暴にバックする。

さらに多くの人々が放り出される。

 

・突如として饗宴は悪夢に変わり、パニックが生じる。

あるものはバンドワゴンから飛び降りて死んでしまう。

酔っぱらって足元がおぼつかない人々が地面に投げつけ

られる。

 

・バンドワゴンはアクセルを全開にし、最後のバックをする。

この最後のバックはあまりにも荒々しく最後までバンドワゴンに

しがみついていた人々も振り落とされ、地面にたたきつけられ

重症を負ってしまう。

 

・この時点で新たな傍観者の一群がどこからともなく現れる。

彼らはそう、パーティーにを始めた人々だ。パーティー

荒れ狂う前に静かにその場を離れていった人々だった・・・。

そして彼らはまたパーティーを始める。

 

 いかかでしょうか。

トレンド発生の群衆心理がすごくよくわかる物語です。

ニュースなどで「株価連日急上昇!」とか報道されるときは

すでに、トレンド末期・・・

でも群衆は「楽しそう」「楽して儲かりそう」と思って

集まってきてしますのですね。そして、悲惨な目に合う・・

 

おそらく、相場はこれの繰り返しなんだと思います。

 

まとめ

・「デイトレード」は投資家が持つべきマインドを

中心に書かれている本です

 

・「バンドワゴンの効果」の章は必読!!

 

・FXトレーダーは第2章、5章は必ず読み込むべし!

 

・各所に名言が散りばめられてあります。

トレードに悩んだ時、負けた時、また読み直して

見ると、より深く言葉が心にしみ込んできます。

 

ぜひ、手に取って読んでみてください。

 

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最後に宣伝します。

noteで「へなちょこトレーダー物語」という

小説風の記事を書きました。

初心者トレーダーが、負けを繰り返し、

乗り越え、初心者から抜け出すという物語です。

27000文字もあるのに300円という値段で

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気軽に読める投資の話として書いてありますが、

読むだけで、投資に必要なマインドを学べるという

コンセプトで仕上げてあります。

この週末によんで来週からの相場に備えましょう!!

note.com

 

 

 

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