再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

【トレードの言語①】負けを手放すな

FXトレーダーにとって唯一コントロールできるのが

「負け」

だ。

 

負けは痛みを伴う。

できれば避けたい。

 

だから、つい、損切りを動かしたり、ナンピンでなんとか損をしないように

してしまう。

 

でも、負けをコントロールできないトレーダーには意味がない。

裁量トレードなんてやめて、自動売買をすればいい。

 

上下するレートを眺め、赤になったり、青になったりする画面を眺めて

「あー」

とか

「うー」

とか言っている。

 

「ふざけんな、上がれよ」

「なんでだよ・・下がれよ」

 

自然とこんな言葉が口からこぼれる。

 

こんな状態は相場にコントロールされている。

食い物にされる弱者のつぶやきだ。

 

ハイレバでロスカットされる時、みじめだった。

資金がただ減っていくのを眺めていた。

なすがままとはこのことだ。

なにもできない。

こんな状態はトレーダーとは言えない。

 

僕らにできるのは

「負け」を決めて、それを執行することだけだ。

それしかできない。

 

でも、一つだけ言えることがある。

それは

損切りすれば、勝ちが積み上がっていく」

負ける権利を手放して、祈りを捧げるだけのトレーダーには

右肩上がりの収益チャートは描くことはできないだろう。