CPIでドル円ショート!!400PIPSゲット!!一夜にして100万以上の利益がでたのだったが・・・また悪い癖がでたのでした・・・
ご無沙汰しております。
FXをお休み、というよりロスカットの繰り返しでつくづく自分がいやになって
引退しようと決意したやすしです。
ブログも更新をやめて、FXに関するものから1年間遠ざかっていました。
本業である測量事業もコロナによるダメージがあり、一時は全く仕事がない状態におちいりました。投資している場合じゃない。
事業の再起に1年間奮闘していました。新規開拓の営業に専念しなんとかV字回復。
一息つける状態までもっていったのでした。我ながらよくやったなあとしみじみしていました。きっと死ぬとき頑張ったことの一つとして思い出すのかなーなんて考えていました。2021年の事です。
その時ふとおもったのです。(死ぬとき後悔することはないのかな・・・)
真っ先に思い浮かんだのがFXの事。
10年以上戦ってきました。ついぞ攻略はできませんでしたが、
(自分は本当にFXでは資産を築けないのだろうか・・・)
(あれだけ勉強して、あと少しな感じがしているのに・・・)
きっとこのまま死んだら後悔するんだろうなと思いました。
同時になんども資金を吹っ飛ばした痛みも思い出します。
(いやだめだめ!!何回やらかしていると思っているんだ。FXなんて勝てないんだ。
一部の天才しか勝てないんだ。9割以上の人が資金を失って退場していくんだから)
そう言い聞かせてブレーキをかけていました。
しかし40も後半の年齢になると、自分が本当にやりたい事なんかがわかってくるのです。私は10年以上も続いてきたものは測量とFXだけです。あとはみんな中途半端。
ブログも中途半端。測量の仕事につくまでは転職を繰り返してきたダメ人間です。
しかし測量はなりゆきで自分から選んだものではありませんでした。それなりに性に合う仕事だとは思いますが、楽しいと思うことはあまりありませんでした。
私が選んだもので続いているものはFXただ一つなのです。
FXで大成したい。大成できると思っている!!
本業も落ち着いてきた事もあいまってチャレンジしたい気持ちがふつふつとわいてきました。
こんな話があります。
アメリカのゴールドラッシュの時代。
ある男が金脈を探り当てます。さっそく借金をして掘削の機械を購入し、掘り始めました。しかしでてくるものは土くれや石ばかり・・。男はあきらめてしまいます。
機械を二束三文で売り払い故郷に帰っていきます。
しかし後から掘った者が大きな金脈を発見したのです。男が最後に掘った地点から
わずか91センチの場所からです。もう目と鼻の先に金脈があるのに男はあきらめてしまったのです。
(自分もこの男と同じなのかもしれない・・・)
この思いは断ち切れませんでした。
ふたたび私は相場と向き合う決心をしました。
次こそは金脈を当てるんだ。
だいぶトレードから離れていたので、もう一度勉強しなおそうと思いました。
そしてとにかく1年間資金をとばさないで、トレードし続けようと決めました。
レバレッジを最低限まで下げました。
仕事中でのトレードを禁止するために東京時間でのトレードは一切やらない
と決めました。金額は少なくとも一か月プラスで終えられるようにする。
そう決めて再起したのでした。
私がFXだけでなく、人生の師匠として尊敬している迷晴れさんの動画を繰り返し視聴しました。優良、無料かかわらず情報を仕入れてきた中で、迷晴れさんだけが本物でした。私は迷晴れさんの動画から、FXで成功する知識や思考法をすべて学びました。
ただ、問題点として、
① 動画数は300を越えのボリューム、しかも内容も濃いため
時間がものすごいかかる。
② 項目ごとに分類されていないため、体系的に学ぶのがむずかしい。
おおまかには分かれているのですが、気になるところをパッと調べるのには
むいていない。
③ 雑談や人生哲学がためになりすぎてそっちばかり聞いてしまう。
のちのち役に立つのだが、大掃除のとき奥から出てきた漫画とか
読んでしまって掃除が全然進まない、あの感じになる。
などがあげられます。
しかし、ここをクリアしないと前に進めない。休止以前も迷晴れさんの動画で勉強していたのですが、より深く身に染みるまで繰り返さないとダメだなと思いました。
迷晴れさんの言っていることは手法やインジケーターうんぬんのお手軽さはありません。
マルチタイムフレーム
レジサポ
プライスアクション
といった相場の基本を市場心理を元にトレードする普遍的なスタイルです。
私が唯一納得できるものです。
しかし、これが一朝一夕に身につくものでない。私のギャンブル体質もじっくり基本を身につけることを妨げてきました。
とにかく少額トレード、そして動画視聴の繰り返しを1年間やりました。
チャートを印刷して指でなぞったりもしました。
徐々に月でプラスになる月が増えてきました。
お金もすこしづつですが増えてきます。
でもなにかしっくりきません。自信を持ってトレードできていないのです。
あとからわかったことですが、私には「基準」がなかったのです。
相場は不確定な世界です。そして自由です。どこで買ってもいいし、売ってもいい。
しかし場当たり的にトレードすれば待っているのは退場だけです。
自分のなかに基準を持たなければならない。このことがピンとくる人はきっと勝ち組だと思います。わたしも言葉では理解していました。
「基準を持つのが大事なんだな。迷晴れさんもいってたな」
しかし、ある場面では水平線を基準にしたり、移動平均線を基準にしたり・・・
都度変わるものは基準といいません。そのことに気づいていなかったのです。
あるとき、ダウ理論を深く学ぶ機会がありました。もちろんダウ理論は知っていたのですが、知っている程度。使いこなせてはいませんでした。ダウ理論を基準と考えるその講義を聞いていたとき、迷晴れさんの言ったことがつながってきたのが、わかりました。点が線になる瞬間がやっと私にもきたのです。
「ああ、やっとFXで勝てるな」
そう思った瞬間でした。
数日後私はなけなしの50万円を入金しました。命金。
資金管理をしっかりしないといけません。リスクは3%。
飛ばしたらしゃれにならない。
でも自信があった。
そのお金は2か月でなんと280万にも増えていました。
10月に入金して、15万ほど勝ち。200PIPSくらいの勝ちです。安全志向でやっているのでまずまずです。
そのころドル円は150円めざして爆上げ中です。この円安の流れにはなかなか乗り切れませんでした。介入もありなかなか難しい相場でした。ところが152円を付けたところで為替介入。145円付近まで下落しました。介入だから戻るだろうと皆思っていたのですが、もどりが鈍い。潮目が変わってきていました。
このころ私はショート目線で稼ぎまくっていました。ボラが高いので50~80PIPSくらいすぐにとれる。一日10万以上の利益がでていました。口座資金は100万を超え
150万を超えたところで出金。原資の50万は戻すことができました。
ここできっと緊張の糸が切れたのでしょうか。徐々にレバレッジがあがっていきましたた・・・
そして運命のCPI。米のインフレが鈍化しているかどうか。このCPIで判明します。
昔の雇用統計みたいな指標になっています。わたしは下目線継続なのでショート検討中でした。そのころドル円は介入安値の145付近でレンジになっていました。2週間くらいもみ合っていました。145円の節目は皆が注目している。
(ここを抜けたらフリーホールだな)
CPI直前に144.85に指値をいれます。25万通貨。
10時30分になった瞬間、激しく下落。約定した25万通貨はあっという間に数十万の含み益に!止まるところがないので、すこしの戻りでチキン利食いしないよう、それだけを肝に銘じていました。朝には100万強の利益がでていました。
でもわたしの脳は激しく増える含み益をずっと見ていることでドーパミンが出まくってしまったのです。それからしばらくはレンジ相場になりそうだとわかっていたのに・・・。次の週から負けまくります。方向感がない相場でレバレッジかけた勝負をしてしまっていたのです。負けがあっという間数十万円に・・・。こうなるともう止まりません。取り返したくてギャンブルしてしまうのです。何度も食らった破滅パターン。
冷静な今だとパターンだとわかるのですが、当時はもう脳がやられています。
大勝も破滅のパターンにつながる導火線になります。2週間かけて勝ちを吐き出してしまいました。とほほです。マックス280万まで稼いだのですが、口座には5万円を残すのみ。出金していてよかった・・・。
というわけでまたまた再出発です。悪い癖さえ発動しなければ勝てることはわかっています。冷却期間として、1週間トレード禁止です。自分を見直す意味でブログを書きました。トレードが見られていると思ってブログを書こうと思いました。みっともないトレードはできない。来年にはどうなるのか。またゼロ地点からのスタートです。でもゴールは見えている。イメージできます。
今週は雇用統計があるので気をつけてくださいね。以前ほどの威力はないですが・・