再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

【FX初心者~中級者】”だまし”とは? だましは最高のトリガー

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【記事の内容】

・だましを知る

・だましが起こる場面

・だましを利用してエントリーする

 

”だまし”とは何か?

市場はだまし合いの場

FXの世界では日々多くの新人トレーダー達が参入してきます。

その多くは教科書的な勉強をして相場にのぞみます。

そして、そこには、百戦錬磨のトレーダー達が彼らの金を奪おうと待ち構えています。

 

「方向性は合っていたのに・・・。損切りされてから、狙っていた方向に行った。」

 

こんな経験は皆持っているものです。

相場は巨大なポーカー場によく例えられます。

だまし合いの場なのです。

本当に教科書通りのチャートの形は滅多に出現しません。

だから

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こんなのとか

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こんな図で覚えていると、かなり負けます。

 

大口のトレーダー達は初心者が飛び乗ってきそうなチャートの形、ローソク足

動きを熟知しています。

上方向に行きたい時、わざと下方向に少しだけブレイクさせます。

「ブレイクした~」

と初心者トレーダーが一斉に飛び乗ってきます。

そこで、急激に反転させます。

今度は

「やばい、損切りしないと・・」

急激な値動きに逃げ遅れたトレーダー達は損切りをします。

そのエネルギーを使って本来行きたかった方向に、ここでは上方向にエントリーしていきます。

 

これがだましです

 

つまり、行きたい方向と逆の方向に一回振っておいて、損切りなどのエネルギーを使って、本来の方向に進む。なので、損切りされてから、狙っていた方向に進むというのは

運が悪いのではなく、だまされたのです。
 

 だましが多く起こる場面

これは断然レンジが多いです。

レンジブレイクが簡単と初心者本などに書かれているせいなのか、レンジブレイクがだましやすい為なのか。

定かではないですが、ほとんどのだましはレンジブレイクです。

 

パターンは2パターンしかありません。

 

1  進みたい方向と反対にブレイク、その後反転して行く。

2  一回進みたい方向にブレイク。これがだましになる。その後さらに、反対側にブレイク。

これもだまし。最後に進みたい方向に戻って行く。2回トラップがあるパターン。

 

 

図で書くとこんな感じ

 

 

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これが通常のだまし。

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これがだましのだまし

一旦、トレンド方向にブレイク。これがだまし。

その後レンジ下限もブレイクするものの、これもだましになる。

いやらしいパターンですね。

 

静止の画面で見ると

「なんだ、単純だな。こんなのには俺は騙されないよ」

と、思うかもしれません。

でも、実際のトレードでは、ローソク足がバイーンと伸びていく様を見ていると、

つい、飛び乗っていってしまいたい衝動にかられます。

しかも、長い間もみもみしていた後、じりじりとした気持ちでずっと待っていた後、

ブレイクしたらエントリーしたくなります。

 

対策は「知る事」です。

レンジブレイクは常に狙われている。

だましがあるかもしれない、と思って構えている。

安易にブレイクに飛び乗らないことです。

 

だましをトリガーとしてエントリーする

だましの本質が損切りなどを誘発させて、上昇(または下降)するためのエネルギーを

確保することと考えると、だましは、最高のエントリーポイントになります。

 

だましをエントリーサインとして考えるとき気を付けるポイントを

解説します。

 

1 トレンドと反対方向へのだましを使うこと

 

2 ブレイク後の戻りの時間が遅い。時間がかかりすぎている時は 

 だましではなく、ブレイクかもしれないので様子見する。

3 「これはだましだ」と、思いこまない。バイアスをかけすぎない。

 

1 トレンドと反対方向へのだましを使う

だましはトレンドへ回帰し、新値更新をするため、貯まったポジションを損切すること

によってエネルギーを得るアクションです。

ですので、基本的にトレンドと反対側にブレイクさせます。

トレンドと反対方向にブレイクした時はチャンスなんです。

 

2 戻りが遅いときは様子見。

 

だましはブレイク⇒急激な戻りが定義です。

ブレイク後、何時間ももみもみしているようでは、それはもはやだましではない。

少なくとも一時間で戻らない場合は、だましではない、そう自分は判断しています。

 

3 思いこまない

相場には100%はない。

だましも同じです。

「これはだましだ。だから反対側に行くはず・・・」

そう思い込むと痛い目にあいます。

あくまで、優位性があるだけです。

 

まとめ

 相場では頻繁にだましが発生します。

教科書通りのエントリーだと、狩られることが多い。

トレードは常に相手がいるゲームです。

PCだけ見ているとそんな感覚は薄れていきます。

 

「この値動きはどんな意味をもつのか?」

常に考える事が必要です。

でも、答え合わせはできません。だれもわからないのです。

自分で納得していくしかないのです。

 

「これはだましなのか、ただのレンジブレイクなのか。」

 

ある程度簡潔に自分なりに定義づけしていくしかないのです。

これがトレードにおいて難しいところです。

 

ポイントは

 簡単に定義する

ことです。難しくしてはだめです。

 

たとえばだましなら

・トレンドの反対方向にブレイクする

・30分以内に急激にレンジ内に戻る

・重要なレジサポライン際でおこる

 

こんな感じで簡単にしていまいます。

その後検証です。

 

 

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