再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

大負けをなくすマインド管理法 3つ紹介します【超重要】【2020年2月17日~2月21日】

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前回もお伝えしましたが、

「大負け」しました。

今回はその詳細をお伝えします。

僕の大負けは今回のパターンがほとんど。

 

それもわかっていて、同じ事を何回も繰り返しています。本当に嫌になります。

 

しかし、それは自分だけではないと思っています。

 

特にFXなどの投機をする人は同意してもらえるのではないでしょうか。

 

今回の負けをきっかけに

「人は同じ失敗を繰り返す。

 では、FXで同じ失敗をしないためには、

 どうすればいいのか」

を、考えました。

 

今まで読んだ本、教材、動画を見直してみました。大負けのダメージが大きく、メンタルもだいぶやられていました。それが良かったのか深く学ぶ事ができました。

(このままだど1億あっても、10億あっても

同じ事を繰り返す気がする…)

 

もし、そんな金額一瞬でロスカットされたら

今と比較にならないダメージを受けるでしょう。直すなら今しかない、そんな気持ちで学び直ししました。

 

答えは出ました。

 

何回でも同じ事を繰り返さないために必要なメンタルコントロールの仕方を見つけたと思います。おそらくこれが正だと感じます。

正直、有料級ではないかと自負しています。

高い授業料払って得た気付きです。

もちろん無料でこの記事で書いていきます。

 

ひどい負け方…公開します😢

 

 

 大負けまでの流れ

・トレード再開から割と順調

     👇

・しっかりルールを守れていた。

     👇

・大負け当日、スキャルぎみで2連勝。

ただ値幅はあまり取れなかった。

     👇

・二回目のエントリーはロング。

 指値で約10pips取れたが、その後どんどん上昇していく。

(思ったより伸びたなぁ。利確早かったかなぁ

でも、ルール通りの利確だし、まあいいか)

と、まだ冷静だった。(たぶん)

     👇

・相場分析を再びやり直す

     👇

・月足の終値が3か月揃っているポイントを見つける。

     👇

・レートはさらに上昇し続け、ついにその月足ラインまで

 やってくる

     👇

・ラインタッチでショートエントリー。

 普段はラインタッチでエントリーしない。一度押しをつけ、

 もう一度ラインを試しにいったあと、そのラインが固いと

 確認したときだけエントリーしていた。ルール無視。

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・上昇は止まらず。一瞬で含み損へ。

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・損切を考える。これもルール無視。あらかじめ損切ラインを

 決めてからエントリーがルール。

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・さらに、レジスタンスと思われるラインまでナンピン

 3回打つ。

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・いったん押し目をつけ始める。含み損は解消し、やや含み益に。

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・欲が出始める。ハイレバなので、利益も爆増するため。

 もじもじしていたら、再び上昇しはじめる。

 あっというまに含み損に突入。

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・(取っておけばよかった・・・)

 最後の決済タイミングだったが、恐怖と欲に振り回されていた

 僕に利確できるわけがなかった・・

     👇

こうなると熱くなっている。もうチャートなんぞ見ていない。

 損益の画面しか見なくなる。トレードではなくなる。

 パチンコと一緒だ。

     👇

・111.00のキリ番があるという根拠でナンピンラッシュ。

 証拠金限界まで玉を打っていく。

     👇

・飛んだ・・・

     👇

・ふて寝・・・

    👇

・(やっちゃった、やっちゃった)

 (なにやってんだ、なにやってんだ)

  このトレード中ずっとつぶやいていた。

 

実際のチャート ドル円

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 後から振り返ると完全にトレンドに逆らっていますね(・_・;)   

ひどい・・

 

同じ事を繰り返さないためのマインド管理法 3つの方法

人間は同じことを繰り返す生き物です。

特に相場ではそれが顕著に現れます。

 

・欲と恐怖に振り回される

プロスペクト理論が強烈

これらの理由で失敗が発生します。

 

僕はずっと「感情を殺す」「感じないようにする」

ことが相場では必要だと思ってきました。

 

でも今回それは間違いだと気づきました。

人間から感情を奪うことはできない。訓練や慣れにより

なるべく感じないようにすることはできるが、

想定外のことが起きると、強い感情がその人を支配していくの

です。

感情をなくすことはできない。と思ったほうがいいでしょう。

でも、ドレードでは感情に支配されるのは負けを意味します。

では、どのようにコントロールすべきか。

今回の大負けで悟った3つの方法をご紹介します。

 

1 エネルギーマネージメント

2 トリガーを知る

3 感情を観察する

 

順番に解説していきます。


エネルギーマネージメント

人間のエネルギーは無限ではありません。

1日のエネルギー量は限られています。

1日の活動でエネルギーを使い果たし、

ぐっすり寝て、回復し、また1日を過ごします。

 

エネルギーが低い状態になると、思考力が低下していきます。本能的な感情が表に出始めてきます。逆を言えば論理的思考が機能しなくなる。

 

こんな時トレードすると、だいたい負けます。

欲、恐怖が暴れている状態では、ルールは無視されます。そして退場するはめになります。

そうならない為に、生活習慣を見直す必要が

あります。しっかりと睡眠をとり、食事に気を付ける。平日は飲酒を控える。酒に酔った状態ではいいトレードはできませんから。

 

「そんな事関係ない」

と思う方もいるでしょう。

確かにトレードはPCの前で座ってクリックするだけ。体力も必要ない。お酒を飲みながらも取引できます。

 

でも、疲れた体や頭のままでは、感情に支配されます。

ルールを守るということは意志力が必要です。

その意志力がエネルギー不足によって働かないのであれば

負けは必然です。

 

天才トレーダーならいいでしょうが、我々凡人トレーダーはできるだけ

クリアな頭で相場に向かうのが正しい姿勢でしょう。

プロのスポーツ選手の自己管理はこんなものではないでしょう?

もっと厳しく管理しています。

われわれも相場からお金を得るプロになるのですから、

トレードコンデイションに気を付けるべきです。

 

でも本当にこれを意識するだけで、おかしなトレードを少なくする

ことができるはずです。

 

 トリガーを知る

日常のエネルギーを管理することで大半の

ダメトレードを排除できます。

 

しかし、それでも治らない癖というものがあります。

僕にとってはハイレバナンピンラッシュです。

 

突然、その症状が現れる。

まるで依存症の患者のようになにかをきっかけに

同じ事を繰り返すのです。

 

そのきっかけ、トリガーは何かを知ることが重要です。

 

知るだけでいい。知るだけでかなり効果があります。

 

例えば、僕の場合、

1 連勝

2 利確後、さらに値が伸びて行ってしまう

3 含み益が一気に含み損になる

 

です。

連勝して調子に乗っている。その状態で利確してその後、

伸びているレートを見ると悔しくなる。

それでチャートで入れそうなところを作ってしまいます。

見つけるのではなく、作ってしまうのです。

エントリーしようと思えば、いくらでもこじつけられますから。

 

そして、エントリー、大抵うまくいかずナンピンする。

そんな時、少しレートが戻ってくる時があります。

若干プラスに転じます。

ここで利食いできればいいのですが、もうこの時は

感情に支配されているので、今度は欲が出てきます。

「もう少し、もう少し・・・」

やがて、レートは反転し、さらに含み損が増えていきます。

ここまでくると、もう逃げられません。

ほぼ100%破滅します。

それからは根拠もなくナンピンを繰り返し、ロスカットです。

 

万が一、レートが戻り利益がでたとしても、次に同じ状況に

なったときは、ロスカット、退場です。

 

でも、なにがトリガーか知ることで、警戒できます。

連勝したら、その日はトレードをやめるなどの対応が

できます。上記の③まで行くと止められません。

知るだけで、意識するだけでかなり違うものです。

 

同じ負け方を繰り返すようでしたら、なにが引き金に

なっているのか、確認してみてください。

 

感情を観察する

「感情を観察する」

 

これは最重要です。

これができればマインドに関しては問題なしです。

 

いままでのトレーダーの多くは

「感情を殺せ」「ロボットのように淡々とトレードしろ」

と言われてきました。

 

感情をコントロールしないとトレードでの成功はないのですから

言っている事はわかります。

 

でも、ほとんどの人は感情を押さえつけようとして

失敗してきました。

押さえつけようとすればするほど、かえって反発が

大きくなるものです。

 

ではどうするのか。

感情が生じるのは仕方がない事とまず理解してください。

発生した感情を観察してください。

ちょっと離れたところから感情を感じている自分に

気づく感覚です。

例えていうと、自分の感情を映画を見ているように

眺める・・そんなイメージです。

 

損切ラインまでレートが近づく。

心がざわざわしてきます。

その時、

(ああ、きましたね。いつもの感情ですね。なんか言ってますよ。

 損切はいやだ。もう少しずらせば反転するかもよ。

 そう言っていますね。)

感情を観察し、客観的に見る。まるで映画を見るように。

そのうえで、

(でも、あなたの言うことを聞くと損するんですよね。

あなたが出てきたということは、しっかりルールを守れば

勝ちにつながるということですね。

残念ですが、損切は動かしませんよ。)

と考えます。

ここまですると、割と冷静。

損切を受け入れられます。

 

これはかなり有効なのでぜひ取り入れて見てください。

ポジションを持ってチャートを見ていると

必ず感情がささやいてきますので、観察する訓練をしてみて

ください。

 

 まとめ

 聖書のなかでイエス・キリストが悪魔と戦うシーンがあります。

エスは悪魔を撃退するのですが、その悪魔とは角の生えた

おぞましい悪魔ではなく、人間から発生する感情ではないのでしょうか。

 はるか昔から人を誘惑する感情は、悪魔と認識されてきたのです。

 

欲、希望、恐怖、不安・・

形を変え、あの手この手で僕たちを誘惑してきます。

特にトレードは最終的には

「お金儲けしたい」

から始めるものですから、誘惑にとらわれやすい場所です。

 

しかし、感情を克服した先には富と、自由が待っています。

苦労する価値は十分あります。

 

感情を観察する。これだけでも意識してみてください。

効果があったらぜひ教えてください!

 

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