再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

FXトレードルールの作り方② 手法を解説しています。この3つを覚えればあとは必要ありません。

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トレード始めると大きな壁にぶちあたります。

それが手法ルールを決める

という壁です。

 

何故なら情報が溢れているからです。

ネット、書籍、セミナー、商材…

ほとんどが手法についての情報です。

 

どれも良さそうに見える。どれも儲かるって

言っている。

 

初心者のうちはどれが良いかなんてわかりません。

あれもこれも試しているうち時間だけが

過ぎていく…。

まさに僕のことですね。

 

結局僕の場合、残った知識はわずかでした。

あとは、捨てました。

結論をいうと

➡️  手法はなんでもいい

 

なんだ、と思うかもしれませんが

これが分かるとだいぶ時間のロスが防げます。

手法探しの時間をもっとほかの勉強にあてたり、

検証や、トレードの練習をすることができるのです。

 

手法より大事なものがあります。

 

手法の解説、注意点を書いていきます。

根幹の部分を解説するので、後はそれに参考に

自分のマイルールを作成してください。

やすしのルールも別に用意しています。(現在執筆中)

自分で決めれない、とにかく早くトレードしたい

と言う人は具体的なルールをテンプレ化しているので

こちらも読んでみてください。

 

ただ、やすしのルールを読まなくても、この記事を読めば

じゅぶん勝てるルールを作れると思います。

 

あと、手法だけでなく、資金管理、時間管理なども

超重要なのでこの記事を参考にルールを作りを

進めてください。

 

www.e-storyfx.com

 

 

トレードルールを作る 手法編

 

 

1 手法を決める この3つで勝てる

・トレンドフォロー

・レンジ逆張り

・レンジブレイク

 

手法は以上です。

少なく感じますか?

でもこれだけで十分です。この3点の手法が

あれば稼げます。

難しければ、一つに絞るのもあり。

もしかしたら、その方がいいかも知れません。

「一つの武器を磨く」のは投資の王道ですから。

自分にはこれがあっているなあと思うものを

チョイスしてみてください。

 

トレンドフォロー

 トレンドフォローとはトレンドと同じ方向にむけて

ポジションをとる手法です。

 

上昇トレンドならロングエントリー。

下降トレンドならショートエントリー。

 

ここにはダウ理論の「トレンドは明確な転換

シグナルがでるまで継続する」という考えを

採用します。

 

www.e-storyfx.com

 「トレンドは継続する」

この考えもと、トレンドが終焉を迎えるまで、

とにかく目線は固定します。

 

ではトレンドが継続していればどこでもエントリー

していいのか?と疑問が生じると思います。

 

答えは「押し目、戻り目をまってからエントリーする」

 

トレンドが発生しても一直線に上昇(下降)していくのはまれです。

相場は波を描きます。

相場の基本形は「N」です。

N字の連続で波を作っていきます。

上昇してはしばらく下降し、また上昇を始める・・

 

ずっと上がりっぱなしの相場も、下がりっぱなしの

相場もないのです。

 

ですので上昇トレンドなら下がってくるのを待つ。

押し目を待つといいます。

 

下降トレンドなら上がってくるのを待つ。

戻りを待つといいます。

 

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 この白矢印の所でエントリーするわけです。(上昇トレンド)

 

ではどうすれば反転するポイントがわかるのか?

 

それはだれにもわかりません。

上記のチャートは過去チャートなので、

反転ポイントが明確ですが、実際の相場

では先はわかりません。

このまま下がることだってありえます。

 

相場は不確定な世界なので、ある程度ここで反転しそうだと

決めておく必要があります。確実を求めてはFXはできません。

それを「リスクをとる」といいます。

「過去チャートの分析と経験でここら辺で反転しそう。

でも、違うかもしれない。」

いつもエントリーするたびに頭に浮かぶことです。

損するかもしれない。でもうまくいけば利益がかなり

とれる。じゃ、エントリーしよう。

 

一時間働けば確実にお金が入る労働とは全く違います。

確実な報酬ではない。

損するかもしれない。でも利益が取れる可能性が高い。

そうゆう考え方。可能性に賭ける。

確実ではなく確率で考えるのです。

 

これがFXで勝つうえで必要なマインドです。

 

ひとつ僕が使っているツールとして

「フィボナッチリトレースメント」というツール

を紹介します。

 

高値と安値を結んだとき、押し目、戻り目になりそうな

所が表示されるという定規みたいなツールです。

多分どの証券会社でも標準装備されているはずです。

 

ラインがいくつか出てくるのですが、

50%、61.8%が反転する可能性が高いと思います。

でもフィボナッチだけでは根拠として弱いので、

短期足でダウが転換する、長いヒゲがでる、

Wボトム、Wトップを形成するなど他のアクションと

組み合わせてください。

 

レンジ逆張り

レンジとはある一定の価格帯の中を

いったり、きたりする相場です。

 

レンジは相場の7.8割を占めるとも

いわれています。

売りの勢力と買いの勢力のせめぎ合い。

均衡がとれた状態ともいえます。

 

トレンドと違い、勢いが弱いのが特徴です。

(モメンタムが弱いといいます)

勢いがないので、レジスタンスやサポート

を突破することができない。

 

ゆえに行ったり来たりを繰り返します。

その性質を狙う手法です。 

 

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やり方は簡単。

レジスタンスラインまでレートが来た時にショートエントリー。

サポートラインまでレートが来た時はロングエントリーエントリー。

これだけです。レンジブレイクするまでこれを繰り返します。

 

注意点として

・値幅があまりないレンジはやらない。

・決済はレンジの真ん中付近で。

 

値幅がないレンジでエントリーすると、ドンピシャで

入らないとずっと含み損をかかえたままになります。

そして、必ず来るレンジブレイクで大損・・・

ブレイクするとき値幅が小さくなる傾向が

あるので小さいレンジでエントリーするのは

やめておきましょう。

 

レジスタンスまで到達したレートが図のように

きれいにサポートまで下がるとは限りません。

途中で反転して、またレジスタンスを試す。

こんな動きはしょっちゅうあります。

 

そこで僕はレンジ逆張りを使うときは、レンジの真ん中で

いったん決済します。安全策です。

経験上真ん中付近で反転することが多く、せっかくの

含み益がなくなることが多かったからです。

 

これはおすすめです。

少なくとも、半分決済して、残り半分でサポートまで

狙うようにしましょう。

 

レンジブレイク

レンジブレイクは文字通りレンジ帯を抜け出す

(ブレイク)を狙う手法です。

貯まっていたエネルギーを一気に放出するので

レートがぐんぐん伸びていきます。

レンジブレイクが成功すると結構うれしいし、

見ていて楽しい!なんせお金ががんがん増えて

いくのですから。

 

でも、レンジブレイクは厄介なことに、

「だまし」

がかなり発生するんですよね・・・

大口の投資家達が初心者があわてて

「ブレイクしたー」

と飛び乗ってきたところを刈りにいく・・。

まさに資本主義の縮図みたいな相場になります。

 

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しかも、レンジブレイクでは、だましが頻繫に起こり

ます。

 

そこで対策なんですが、

・ブレイクの1波目には乗らない。

・いったん戻ってくるのを待つ。

・レンジ内に再び戻らないのを確認してから

 エントリーする

この3点を推奨します。

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  こんなイメージです。

 Aはスルーします。Bでエントリー。

これでだましにあう確率はぐんと減るはずです。

 

まとめ

手法はこの3点で十分です。

シンプルがやはり強い。

相場の世界でもそれは同じ事です。

注意点をまとめます。

 

・トレンドフォロー

 ✔「押し目、戻り目」をねらう

 ✔どこで反転するかはわからない 

  フィボナッチを使い目安とする

  50%、61.8%が確率が高い

 ✔フィボナッチだけでなく他のアクションも

  組み合わせて使う

 

・レンジ逆張り

 ✔値幅があまりないレンジはやらない。

 ✔決済はレンジの真ん中付近が好ましい。

 

・レンジブレイク

 ✔だましに気を付ける。

  ブレイクの第一波目はスルー。

  支持されたのを確認して第2波目で

  エントリーする。

 

手法はこれでOKです。

そのほかにもルール作りで学ばなければならないこと

が山積みです。そちらに時間をさいてください。

 

・環境認識

・シナリオ作り

損切りルール、利食いルール

 

これを書くと膨大な文字数になるので

さすがにやめときます。

note,Brainでこの辺のルール作りのテンプレを

解説つきで発信しようと思っています。

これを全部学ぶだけで相当時間がかかりますから。

 

準備ができたら公開していこうと思います。

 

 

 

 ちょっと難しいけど・・・

相場ものの読み物として、軽い気持ちでどうぞ。