再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

自信満々のトレード…でも結果は損切りに。なぜ⁈こんな時の対処法公開

油断


読むべき人

✅初心者

✅ちゃんと分析もした。ルールも守った。。

でも結果は損切り…なんで?となりメンタル崩壊中の人

✅ハイレバ、ナンピンを繰り返してしまう人

 

完璧なエントリー!でも負けるのが相場です😢

 

環境認識もした。

シナリオも立てた。シナリオ通り相場も動く。

じっと待つ…

レートが目標値まできた!

プライスアクションを確認し、エントリーセットアップ完了!

完璧なエントリーだ!

 

でも、損切りされた…。

 

そんな経験ありませんか?

初心者の人はまだ基本的な知識や経験が不足している場合もあります。

 

でも1年以上FXを取り組んでいる人は、大きくは間違っていない可能性が高い。

 

「自分の何がいけないんだろう…」

負けトレードを振り返るのはいい事ですが、

「俺はなんて駄目なんだ。才能が無いんだ」

と自分を責めて、落ち込んでしまいます。

人によってはそのまま退場に…。

 

違うんです。

あなたは間違ってはいない。

これが、相場なんです。

適当にやっても勝つ事もあります。

考え尽くしたトレードが負ける事もよくある事です。

 

大事なのは

「トータルで勝つ」

 

この境地に早く立てるように、役に立つ考え方を解説します。参考に僕の、自信満々のエントリーからの損切りトレードをご紹介します。

 

 

大数の法則

これは未来のわからない勝負ごとでは必須の考え方です。

「期待値」とも言われることもあります。

 

「確率は収束する」

ということです。

 

例えばサイコロの一の目が出る確率は6分の1。

六回サイコロを振ると一回、一の目が出るはず。

でも、確率は偏るので、10回振っても一回もでないことも

あります。逆に10回連続で一の目が出ることもある。

 

でも、サイコロを振る回数が100、1000、10000と多くなると

一の目が出る確率は限りなく6分の1に近づく。

 

これが「大数の法則」です。

つまり、試行回数が増えれば増えるほど、確率通りにおさまる。

 

FXに当てはめると、優位性があるトレードを積み重ねれば

必ず利益が残るということです。

 

ですので、一回一回のトレードの意味は薄れてきます。

今回は負けのターンだったなと思えるようになります。

 

やはりFXはエントリーしたら

「勝つか負けるか、わからない」

のです。

 

もちろん勝つためにトレードする。そして、

勝つために優位性のある場所や、タイミングでエントリーします。

でも、一旦クリックしたら、あとは

「天に任せる」

のです。

 

つまり

「勝つか負けるか、わからない」

のです。

 

ゾーンという本にも同じようなことが書かれていた気が

します。(うろ覚え)

 

ですので、この一回のトレードでは一喜一憂しない。

そう、決めてください。

 

シナリオを複数たてる

人間がパニックに陥るとき、それは

「想定外の事」が起きた時です。

 

「勝つはず!」と思い込んでいると、逆の動きに

なった時、パニックになります。

 

ということは想定しておけば慌てなくて済むはず。

 

実際やってみてください。

本当に慌てなくなるし、損切してもメンタルの

ダメージが驚くほど少なくなります。

 

少なくともAパターン、Bパターンの2つくらいは

シナリオを立ててみてください。

 

つまり「買い」と「売り」の両方の目線でシナリオを

立てる。

 

「今、ダブルボトムを形成しているな。ダブルボトムの

右肩でロングのエントリーをしよう。

でも、ダブルボトムが否定されて、このラインを割ったら

ロングの損切が入って、売りが加速するだろう。

そうなったら、ショートで損失をカバーしよう。」

 

こんな感じで考えておきます。

 

常に「買い」と「売り」の目線のセットで考える。

そうする事で、パニックを遠ざける事ができます。

 

 あなたが買う時、反対側には売る人がいる・・

当たり前の事なんですが、

 

買うときは、売る人がいて

売るときは、買う人がPCの向こう側に

必ずいるのです。

 

常に相場は戦いなのです。陣地を取り合う戦争です。

 

どんなに優位性があるポイントでも、相手が思いのほか

頑張ってしまい、負ける事があるんですよね。

原因はわかりません。

ヘッジファンドが資金を投入したのかもしれないし、

なにかファンダメンタル的なニュースが流れたのかもしれません。

 

まあ、分かる必要もないんですがね。

 

とにかく、買ったあなたが正しければ、利益になるし、

売った相手が正しければ、あなたは損切りになる。

 

やはり、相場は

「勝つか負けるか、わからない」

ということです。

 

でも、やはり少しでも勝率は上げたいのが本音です。

では、なにか方法はないのか。

 

提案するものとして、

後出しジャンケン

を意識するといいです。

 

つまり、売り買いの攻防の決着がついてから

エントリーする。

勝馬に乗るってやつですね。

 

あなたが売りで入ろうとしていたら、どこのラインを

突破されたら買い方があきらめるのかを考えればいいのです。

 

わかりやすい例でいうと、ダウ理論

上昇トレンドでいうと、レートがそのトレンドの最後の押し安値を

越えてしまうと、多くのトレーダーが目線を下に

切り替えます。

ダウは世界中で使われている理論なので、意識している人が

多いはずです。

買いで入っているトレーダーは、ダウの転換ラインを

割ったら損切りしたり、建値撤退したりするはずです。

 

その動きを確認したら、ショートです。

売り方が買い方に勝った動きを見てからエントリーする

のです。

しかも、損切りを巻き込みますので、レートも伸びます。

 

「勝てる喧嘩をする」ことが、負けないコツです。

 

参考トレード ポンドドル 

 

ポンドドル4Hチャート



これはポンドドル4時間足チャートです。

完全に下降トレンドを形成しており、この時点で戻りをつけに

きていました。手前の波からフィボナッチをあて、50%、61.8%

にラインを引きました。

本命は61.8%で反転する可能性が高いとふんでいました。

そのうえで3つのシナリオを考えた。上記の1.2.3です。

 

それからじっとレートが上昇するのを待ちました。

NY時間に入ってレートが50%を超え、61.8%ラインに到達。

予想通り、もみ始めました。

 

ここでも入らない。

なぜなら、僕のエントリーセットアップが完成していない。

僕の場合、ラインに到達してから、あらかじめ決めて

あるプライスアクションが起こらないとエントリーしな

いルールです。

 

この時はルールにあるダブルトップを形成してからの

エントリーに当てはまりました。

 

この時点で勝ちを確信していました。

4時間足のトレンドラインにあたり、しかも、

波の61.8%でもある。そして15分足でダブルトップ

作った・・・。

 

でも、結果は損切りです。-25PIPS。

しかも、もう深夜だったのでドテンもできず・・・

ポンドドル

 

三尊天井否定で上昇が加速していきましたね・・・

 

このように根拠が2、3個あっても負ける時があるのです。

一番やってはいけないのが

「絶対下がるんだ!」とバイアスがかかりまくり、ナンピン

することです。もし上のチャートでナンピンしていたら

ロスカットされています。

 

意識することは一回一回のトレードに思いを入れない事。

大数の法則です。

このトレードはこれから先、何千回ものトレードのうちの

たった一回にすぎないのです。