再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

ダウ理論を学ぶ  早く勝ち組になりたいのなら、必須科目です。

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なぜダウ理論を学ぶのか。【遠回りしないためです】

ダウ理論はめちゃくちゃ有名です。

トレーダーはほとんど皆名前くらい聞いた事があります。

基本中に基本なので、軽く見られがちですが、

ここを押さえないとかなり遠回りします。

僕がその証明です。

 

逆にダウ理論をしっかり学んでおくと

目線が固定されます。

つまりぶれなくなる。

そうすると、余計なことに気をとらわれず

いいトレードができます。

 

早く結果を出したいならダウ理論は必須です。

 

ダウ理論とは?ダウ理論を使うメリット

前回の記事で効率のいいFX勉強法をお伝えしました。

 

まず基準を決める。

基準がないと比較検討ができません。

比較検討しないと気づきが生まれません。

成長が遅くなります。

 

そこで基準として「ダウ理論」をおすすめしました。

 

ここで注意なのですが「ダウ理論」だけ知っていても

勝てません。

 

あくまで基準として、採用してください。

ダウ理論」を使うことで複雑に見える相場を

簡単にすることができるのです。

 

つまり、トレンド、レンジがはっきり区別できます。

トレンドがまだ継続しているのか、終わったのか

自分の主観をはさまずに、客観的に判断できます。

これが「ダウ理論」を使うメリットです。

 

ダウ理論とは?6つの基本原則【でも重要なのは2つだけ】

 ダウ理論とは19世紀の終わりにチャールズ・ダウが

提唱しました。かなり古典ですね。

古典ですが、現在でもかなり使われています。

ここにも、ダウ理論を使う理由があります。

時の洗礼を受けた理論はかなり信用性があります。

 

その結果、世界のトレーダーが利用しているので、

ダウ理論が機能するのです。

 

さてダウ理論ですが、6つの基本原則があります。

一応書いておきますが、重要なのは2つだけです。

 

1 価格は全ての事象を織り込む

2 トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される

3 主要なトレンドは3つの段階から形成される

4 価格は相互に確認される必要がある

5 トレンドは出来高でも確認されなけれがならない

6 トレンドは明確な転換シグナルがでるまで継続する

 

青字の1と6だけ押さえておけば大丈夫です。

 

1 価格は全ての事象を織り込む

 

これは前提というか、考え方です。

価格=チャートにすべてが包括されるということです。

経済状況やファンダメンタルなどは価格に織り込まれ

チャートに反映されるということです。

 

簡単に言うとチャートだけ見ればOKということ。

ファンダメンタルは考えなくてもいい。と決めつけて

いいと思います。

 

 6 トレンドは明確な転換シグナルがでるまで継続する

 

一番重要なことです。これをわかっておけば大丈夫です。

例えば、上昇トレンドの場合。

目線は上目線。ロングでのみエントリーする。

ダウ理論で明確な転換シグナルがでるまでロングのみ

を考えるのです。

 

ダウ理論を使う 【実際のチャートで解説します】

では明確な転換シグナルとはどういうものか。

まずトレンドとは?定義をおさらいします。

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上昇トレンドを見ていきます。

 

「高値と安値が切りあがっていく」

これが上昇トレンドの定義です。

 

トレンドの終焉はつまり

「高値が更新せず、最後の押し安値

(この図でいうと⑦)を割り込む」

ということになります。

 

戦術的に言うと

「⑦の現象が起こるまで、上目線で固定する。

 下がってきたところを、ロングでエントリーしていく」

です。トレンドフォローという基本の手法です。

基本ですが、一番稼げるし、トレンド方向にエントリーするので

勝率もいいです。

 

こうやって図だけを見ると

「なんだ、簡単なことだな」

と、思います。僕もそうでした。

でも、こんな図みたいな綺麗なトレンドは

滅多にありません。

実際の取引きでチャートをみると混乱します。

「これはトレンドなのか?」

「⑦はどこになるの?」

「トレンドの中にレンジがあるんだけど・・」

など、疑問が次々と湧いてきます。

そして5分足などの短期足に振り回されて

いきます。

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ユーロドル4H足です。

いつトレンドが変わったのか、高値、安値はどれなのかパッと見てわかりますか?

 

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白色のトレンドライン引いてないですか?

トレンドラインは要注意です!

二点あればどこでも引けてしますため、かなりの主観が入ってしまいます。

そして、この白ラインはあまりよくない。

まず、左の過去チャートから波のサイズを大体イメージしておきます。

波のサイズ的に、白のトレンドラインは小さすぎます。ここは

まだ押し目ではない、と予測しなければいけません。

 

ここが押し目だと考えると赤の水平ラインを割ったとき

「ダウが転換した。(最後の押し安値を割り込んだ)」

となって、黄色い丸の所からショートしてしまうのです。

そして見事に逆行。損切りです。

 

ではどういう見方がいいのか。

 

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まず水平線を引きます

水平線は超重要です。重要な節目、レジスタント、サポートに

なりそうだと予測したところに引きます。

ここではダウ理論を使っているので高値、安値に引いていきます。

この水平線を割らなければトレンド継続と一目でわかります。

 

まず、白の水平線。左の下降トレンドの最後の高値。

ここを割って上昇したら、下降トレンドが終わります。

白ラインを割って上昇したので、下降トレンドは終わり。

 

まだダウ的に上昇トレンドとは断定できません。

①の緑水平線を割らずに上昇しなければ上昇トレンドには

なりません。

 

④の緑ラインではじめて

「高値、安値が切りあがった」

といえるのです。ここでやっと上昇トレンド確定。

 

でもこれでは遅いですよね。

ここまで、待つ必要はないと思います。

緑ライン②で高値をつけて、下降中のレートが

緑ライン③で反転した時点で、安値の切りあがりを確認できたので、

ロングエントリーするのが、良いと思います。

もちろん上昇トレンドが確定するのを

待ってもいいです。

 

さて、④の緑ラインで高値を更新した後、③のライン

付近まで、値を下げてきてます。

でも、③を割らなかった。

図のような、綺麗なトレンドではないですが、

これも、まだトレンド継続中です。

 

まだ目線は上。ロングでエントリーを考えるのです。

ここが重要。明確に基準となる、押し安値を割るまで

目線は固定です。

これをしないとなかなか勝てません。

 

まとめ 僕はダウ理論を理解していなかった・・ 【負け続けます】

ダウ理論を理解すると相場がシンプルに見えます。

逆にそうしないと、負け続けます。

余計な思考が勘を狂わせます。冷静な判断がむずかしくなります。

僕は、やっと最近になって、余計なものを断捨離しました。

かなりトレードが改善されてきています。

 

10年以上回り道には、ダウ理論の正確な理解が

足りなかったのが、原因の一つです。

もちろん、それだけではないのですが、基準も

定めず、勝てる訳がありません。

 

ダウ理論はググれば沢山情報がありますし、

書籍も数多くでています。

 

ただ、この記事で書いた事さえマスターしておけば

ダウ理論は免許皆伝です。

 

 

 

 

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