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最速で最強の武器‼︎ローソク足を知る②高確率で反転!「逆襲のローソク足」を覚える

反転


【高確率で反転する逆襲のローソク足とは?】

前回は主にローソク足の基本について記事を書きました。

ですので、ローソク足の基本中の基本についてはこの先省きます。

より具体的な見方について書いていきます。

 

↓ 前回のローソク足の記事はこちらから

 

www.e-storyfx.com

 今回は知っていると結構役立ちます。

僕の体感だとかなり信頼性があります。

トレンドが反転するとき、よく見られるパターンです。

 

何回もいいますが相場は100%はありません。

ですが、この形を知っていると高確率で反転の兆しを見つける事ができます。

初心者トレーダーはこの形が出たときだけ、トレードするのも有りです。

 

では、早速見ていきましょう。

「逆襲のローソク足」とは

ローソク足の組み合わせを知る

・「逆襲のローソク足」が機能する状況を知る

・使用にあたっての注意点

 

この順番で解説していきます。

 ローソク足の組み合わせを知る

逆襲のローソク足

ずばりこの形です。

 

左の下降トレンドで説明します。

 

トレンドが継続し、加速しているのがわかります。大きな陰線(青のローソク足)が

出現します。

その後、次の足で更に安値を更新します。(ここ重要)

しかし、それ以上、下がらず陽線でローソク足が閉じます。

 

これが「逆襲のローソク足です。

 

まず、形を覚えておいてください。

次の章で「逆襲のローソク足」が機能する条件を解説していきます。

その後なぜ機能するのか、を考えていきます。

 

 

なぜ「逆襲のローソク足」は機能するのか、その要件とは

要件その1 出来高の急増。セリングクライマックス、バイイングクラマックスが起こる。

 

要件その2 安値を更新したのに、陽線でローソク足が閉じる。(上昇トレンドの場合は陰線で閉じる)

 

要件としては上記の2点です。

 

要件その1について

 

FXでは「出来高」というものは非常に考えにくいものです。

株のように出来高がはっきりとわかりません。

MT4などでは「ティックボリューム」をいう項目があって、おそらくFXの世界では

出来高のことを表すと考えられます。

すいません。ここは詳しくはわかりません。興味ある人は調べてみてください。

「ティックボリューム」が取引量の増減を表すのは間違いないと思います。

ここではそれくらいの知識で十分です。

 

次にセリングクライマックス、バイイングクライマックスという言葉。

下降トレンドで説明しますが、

出来高をともなう、劇的な下落」

です。ここに出来高という言葉がでてきますね・・

下降トレンドがクライマックスを迎える場面です。

チャートをみると「ティックボリューム」がピーンを伸びていきます。

群を抜いて伸びているので一目瞭然です。

売りの注文が殺到している状態です。

 

そして出来高が急増したということは・・そう、その後もう売る人は少ないということです。

この時の状況を、投資家タイプ別に見ていきます。

 

初心者投資家

ナンピンナンピンの連続で耐えてきたが、いよいよ限界に・・

あるものは強制ロスカット。あるものは、泣く泣く損切をする場面です。

ポジションをを持っていなかった初心者トレーダーは加速するローソク足の動きにつられてショートエントリー!!

人は、特に初心者トレーダーは急激な価格変動に弱いんです。

「乗り遅れてしまう!」とばかりに飛び乗ってきます。

 

機関投資家、大口投資家

利食いします。出来高が急増する場面で利食いすれば、自分の建玉で価格を押し上げることなく決済ができるからです。

 

逆張りトレーダー

・節目付近で逆張りのチャンスを待っています。

当然、セリングクライマックスをわかっているので、逆張りを仕掛けて

きます。

 

多くのトレーダーが損切や、強制ロスカット、動きにつられてショート・・・

取引が激増して、大陰線を形成します

出来高が急増=売りが消化されていく。

そして、大口投資家の利食い逆張りトレーダーのロングエントリーが入り始め、安値を更新したのに、陽線でローソク足が確定します。

 

 

ここでさらなる燃料が投下されます。

慌ててショートエントリーをした初心者トレーダー達の損切です。

「あれ、さがらない・・・」

飛び乗ってはいけないんですよ。

「だれかに監視されている?エントリーするとすぐ逆行するんだけど・・」

こう思ったことはありますよね。

監視されているのではなく、逆行しやすいポイントでエントリーしているだけです。

 

そして、じっと反転を待ち構えていた慎重派トレーダー達も、ここから一斉に入ってきます。ぐんぐん値は伸びていきます。飛び乗ってショートエントリーしたが、損切できず、ナンピンなどしていた初心者トレーダー達は焼かれていくでしょう・・・

 

実際のところ、どんな人達がどんな取引をしているかはわかりません。

上記の話も想像でしかないのですが、このように想定することが大事です。

参考文献としてはやはり「デイトレード」のバンドワゴンの物語です。

あの話を何回も読むだけで、相場にかかわるトレーダー達の心理がわかってきます。

 

www.e-storyfx.com

 

使用にあたっての注意点

環境認識を必ず行う

「逆襲のローソク足」を使うにあたってネックになるところは

出来高」の確認というところ。

出来高表示ができないチャートもあるかもしれません。

 

そもそも出来高が急増するところというのは、重要な節目のレート付近です。

皆が注目している価格帯、レートを事前に把握してください。

水平線を引いておくのが良いでしょう。

 

重要な節目付近=出来高が急増すると考えてもいいと思います。

チャートを後から確認するとそのようになっていることが多いです。

 

まずは、環境認識を必ずして、反転しそうなレートで待ち構えることです。

 

そのままV字反転するとかんがえない

これは大事です。

人間、利益がではじめると「もっと、もっと」となりがち。

レートが止まって反転し始めても、ビューンと一直線に戻っていくことはまれです。

 

だいたい、もう一回安値(高値)を試す動きが多い。

そこでWボトムやWトップを形成していきます。

 

「逆襲のローソク足」でうまくエントリーできても、もう一度底値を試す動きで建値まで、戻ってきてしまっては面白くありません。

 

ネックラインがどこら辺にできそうか、あらかじめ想定しておいて、一旦もらっておくほうが無難です。

 

まとめ

「逆襲ローソク足」はいかがでしょうか。

「逆襲のローソク」は僕の造語なので、もっと覚えやすい言葉に変えてもいいと思います。

 

このローソク足の組み合わせが、効力を発揮するのは、重要なレート付近です。

どこでも、機能するわけではありません。

5分足なんかでみると、いたるところにこのローソク足の組み合わせが確認できるでしょう。

「逆襲のローソク足」だ~といって、なんでもかんでもエントリーしていたら

負けまくります。

 

出来高が急増、もしくは重要なレート付近でセリングクライマックスを確認する。

 

これが大事です。

 

僕の体感では、結構信頼あるローソク足の組み合わせなので、ぜひ、検証してみてください。

 

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デイトレード

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〈相場に勝つ〉ローソク足チャートの読み方

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  • 作者:小沢 實
  • 発売日: 2002/07/18
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