再出発のFXブログ

10年以上の負けトレーダーが再起をかけて勝負する記録

【FX初心者必見!】 初心者がやらかす失敗  5つの泥沼とは?

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FXを始めたい人  
「FXが稼げるのは分かった。暴落、暴騰にも気を付けるよ。

           もういいでしょ、始めて。トレードしてみたくて

           うずうずするよ!」

 

気持ちはわかります。

早く始めて稼ぎたいですよね。

億トレーダーになって会社に辞表を叩き付けたいですよね。

 

でも、正直いうとFXはあまりお勧めしません。

いばらの道すぎるからです。一部の才能ある人はすぐ結果がでるでしょう。

でも、僕と同様に凡人は落とし穴にことごとく落ちてしまいます。

マナブさんがわかりやすい動画を出しているのでまず見て考えましょう・・・


【残念】FXは人を不幸にする話【億トレは無理ゲー/まずは労働しよう】

 

こんな若くて優秀な人でさえ、なかなか勝てない。

結構稼いでいるし、お金に余裕もある人ですよ。

 

マナブさんがいうには安定収入を作る前にトレードに手をだすと

人生の幸福度が下がる、とおっしゃっています。

 

それでもやりますか?・・・・

 

・・・・やるんですね。わかりました。

それでは、覚悟を決めて一緒に頑張りましょう。

まず失敗しないために、どんな失敗があるのか探っていきます。

FXの、はまるとキツイ泥沼5選を紹介します。

 

 初心者がやらかす失敗 5つの泥沼【改善法、回避方法もあわせて解説】

  1. ポジポジ沼  
  2. コツコツドカン沼
  3. ハイレバ沼
  4. インジ沼
  5. 聖杯探しループ沼

 

 順番に解説します。

 

1 ポジポジ沼

 初心者がもっともはまる沼です。ポジポジ病と呼ばれています。

ポジとはポジションの略で、要はトレードしまくっている状態の

ことです。

数分ごとにポジションをとっては決済し、またすぐポジションを取る。

それを繰り返します。

根拠は非常にとぼしいトレードをします。

「なんとなく上がりそう」「なんとなく儲かりそう」

みたいな感じです。

 

早く稼ぎたいという気持ち、焦りですね、それがポジポジ病の

原因です。何度もトレードしていると早く稼げる気がしてくるのです。

でも、トレード回数が多い人ほど負けています。

2 コツコツドカン沼

初心者だけでなく、多くのトレーダーが日々苦しめられています。

順調に勝ちトレードをを積み重ね、やっと利益をあげることができた・・

そう思ったのもつかの間、一回のトレードで全部利益を吹っ飛ばす。

コツコツ積み重ね、ドカンと吹き飛ばす。

そのループを繰り返します。結構きつい・・。

 

原因として、損切りできない事があげられます。

その背景には「プロスペクト理論」というノーベル賞受賞した

理論があるのです。手強いですよ、なかなか。

 

プロスペクト理論は大事なのでまた改めて記事を書きますが、

一言でいうと「人は痛いこと(損失)を避ける」という事です。

 

損失を避けるため、損切りを遅くする・・

そして、ロスカットされる、もしくは、これ以上無理って

いうところで怒りながらの損切りです。

こうなるともう冷静ではありません。次の病気まで併発します・・

 

 3 ハイレバ沼

思わぬ損失で冷静でないトレーダー達は暴挙にでます。

証拠金限度額までレバレッジをあげるのです!

恐ろしや・・・。うまくいけば前回の損失をカバーしたうえに

利益まででる。

もちろん、上手くいかないです。

さらに傷口を広げるだけ。しかも、ハイレバなのでもう見たくもない額の

含み損をかかえます。

損切りしなければ退場です。

「切らなきゃ・・切らなきゃ・・でも、できない!!!」

 

カイジみたいなセリフを吐きます。実際僕は言いました。

本当に切れない。苦労して稼いだお金。日々、節約して我慢して

貯めたお金。

惜しくて惜しくてたまらないんです。

 

この状態になったら、もうお祈り地蔵と化します。

もう祈ることしかできません。その先はロスカットが待っています。

 

4  インジ沼

ここからは一段階深い沼です。抜け出すのが大変です。

あるいは、沼につかっているのを気づけない・・

気が付いた時は、大きな損失を抱えたり、相次ぐ負けに

戦意喪失して退場・・・

 

インジとはインジケーターの事。

インジケーターとはいわゆる計器。車でいうスピードメーター

タコメーターみたいなものです。

 

いま値がどんな位置にいるか、この先どんな動きをするか、

売られ過ぎているのか、買われ過ぎているのか、などを

計る道具です。

 

代表的なものに、移動平均線があります。

移動平均線とは一定期間の平均価格を計算してその答えを線で

つないだもの。この線より価格が上にあれば、平均より高値で

売買されている。価格が下にあれば平均より安値で売買されている。

そう言った情報が一目で分かるツールです。

 

「簡単そう!」

 

そう思いますよね・・

ただ平均する期間は自分で選択するのです。

5日平均にするか、20日にするか、はたまた200日にするか・・

 

ここで情報が錯綜してきます。

様々な本、著名人、ブログ、などで「この期間がいい」

「この期間とこの期間を合わせると勝てる!」

調べれば山のように出てきます。

 

初心者はかならず迷いが生じます。

 

それだけでなく、他にも

ボリンジャーバンド

ストキャスティクス

・MACD

・平均足

一目均衡表

有名どころでこんなにあります。

これどころじゃありません。ほんと無数にあります。

こんなのいちいち調べて検証していたら人生が終わります・・

 

でもそれで勝てればいいんですが、残念ながら勝てません。

 

5 聖杯探しの沼

インジ沼から続く最深の沼です。

 

インジケーターの組合せに疲れはて、しかも勝てない。

そうすると初心者はだれか,助けてとなります。

その時、ネット上で

「簡単!だれでもいつでもこの手法を使えば勝てる!」

 

「仕事が終わったあとの数時間でパッパと稼げる。私はこれで

 資産○○円作りました。」

 

「使うインジケーターはたったこれだけ!検証済みのロジックです。

 いまなら5万円のところ29800円で販売してます!」

 

という情報に心揺れます。

そして、ポチ。

 

翌日、ワクワクしてトライします。

 

結果は惨敗・・何回もトライするが駄目。

 

「詐欺られた・・・」

 

しばし落ち込むがどうしてもFXで勝ちたい。

まだネットを徘徊します。

有料、無料問わず、さまざまな手法を試します。

 

これを聖杯探しといいます。

 

絶対に勝てる「聖杯」を求めて、旅にでてしまいます。

旅にでると長い間帰ってきません。

ここでは人間で一番大切な物、つまり時間を大幅に奪っていくのです。

ついでに資金も搾取されます。情報代とトレードの負けで。

 

恐ろしい沼です・・・

 

では、どうすれば沼(失敗)は回避できるのか?

 

回避方法は簡単。でも、なかなか気づく事が難しい。

僕はこの5つの沼全部にはまりました。

10年以上という時間がそれを証明していますね・・

 

回避する一番大切なことをいいます。

10年以上かかって得た真理です。このマインドを持つことで変わります。

 

「このトレードが勝つか負けるかわからない」

 

ということです。

確実をもとめては駄目です。

確実を求める心は沼にはまる心です。失敗のマインドです。

 

もちろん勝つために優位性がある場所でエントリーします。

でもその結果は

「勝つか負けるかわからない」

のです。

 

一喜一憂してはいけないのです。

私達ができることは

「勝てるように確率を高める努力をすること」

そして、エントリーしたら、あとは

「勝つか負けるかわからない」

のです。

 

確実をもとめず、確率を上げる努力をする。

これができれば、勝ち続ける道も開けます。

 

具体的な方法

上記のことが一番重要ですが

少し細分化してみます。

ひとつひとつ超重要なので改めて記事にしたいと

思っていますが、まずは概要だけ。

 

・ルールをつくり、検証する。

  

 資金管理、出口戦略、エントリーセットアップなど

 を作ります。そして、その通り実行する。

 そして過去チャートで検証します。

 

 

www.e-storyfx.com

 

・武器を手に入れる。

 

 まず自分がこれなら勝てるという武器を一つ持ちましょう。

 あれもこれもだと中途半端になり負けます。

 一つを極めると、自然と他の勝ちパターンも見えてきます。

    

 

 ツイッターに投稿した勝ちパターン。

トレンドフォローでもレンジブレイクでもなんでもいいです。

  

 

www.e-storyfx.com

 

  

ツイッターやブログでトレードを発信する。

 

これは僕が個人的に最近やり始めたことです。

トレード日誌を書くことはどの本でも言われているのですが、

僕はなかなかできませんでした。そういう人は多いと思います。

トレード日誌のメリットは自分の負けパターンが振り返る事が

できることです。

 

そこでツイッターを使う事を考えました。

エントリーしたとき、勝ち負けが確定したときをツイートしました。

不思議な事にポジポジしなくなったんですよね。

誰かに見られている意識があって

「下手なトレードはできないな」

と思うようになったんです。

 

記録も残せますし、いいねもらえればうれしいし、いいことずくめ。

これはお勧めの方法です。

 

・知識はつける おすすめの三冊

 

最後にやはり先人たちのマインドを注入しましょう。

いわゆる手法の知識は最低限で抑えましょう。

 

ここでは3点ほど載せときます。

一度読んでみてください。

 

 

 

これは必読書。必ず何回も読む事。

 

 

 

 アメリカの伝説のトレーダー リバモアの物語。

単に物語として面白い。暗黒の木曜日で大儲けしたくだりはぞくぞくします。

読むだけで知識もインプットされます。

おすすめ。

 

 

www.e-storyfx.com

 

 

 

 ローソク足のパターンが色々のってます。

全部覚えるてもいいのですが、絞って自分の勝ちパターンを

作るのに使うのが吉。